ビジョントレーニングって
どんなことをするの?

こどもが発音しにくい単語の
発音練習カードの一部

指示通りの順番でタッチしていき、
目と身体の運動をトレーニング

4つが慣れてきたら、9つで挑戦!!

視覚機能の大切さ

ものを見る力は、生まれつき備わっているものではありません。
生まれてから徐々にに発達し、6歳までにその基礎が出来上がります。
色々なものを見たり触ったり、体を動かしたりする経験を通して学習し、見るために必要な機能を身につけていきます。

視覚機能が発達する前に、小学校に入ったこどもたちは、「字が読みにくい」「書きづらい」という理由で学習に対する自信をなくし勉強が嫌いになってしまう事があります。
しかし、こういった視覚機能は、日頃のトレーニングにより、改善が期待されます。

視覚機能が改善し、不登校だったこどもが学校に元気に通えるようになったり、友達と仲良く遊べるようになったり、運動嫌いだったこどもが将来スポーツ選手になりたいなどの夢をもてるようなったという嬉しい事例があります。

こどもが感じている「見えにくさ」とは?

見る力の弱いこどもたちが抱える「見えにくさ」は,一人一人違います。
例えば、ものが二重に見えたり、ぼやけて見えたり、また形を覚えるのが苦手なケースや、距離感がとらえきれない場合もあります。
こういった症状があるため下記(症状例参照)のような支障が現れるのです。

「見えにくさ」を抱えたままにしておくと、努力しても結果が出ないため「どうせ自分は・・・」と思い意欲を失ってしまいます。
そうならないために「見る力」を育てる(ビジョントレーニング)が大切になります。
こどもたちの「苦手な事」を減らし、「出来ること」が増え、元気に楽しく勉強や運動に取り組めるようになる事が目標です。

症状例

・同じ行を、何回も読んだり、読んでいる場所が分からなくなる
・板書を写すのに、異常に時間がかかる
・頭を動かしながら本を読む
・投げられたボールをうまく受け取れない
・文字が読めないほど汚かったり、マスからはみ出したりする
・集中して見ることが苦手で、話を聞く時に、たえず視線を動かす
・手先が不器用で、おはしやはさみをうまく使えない

powered by crayon(クレヨン)